ども、ニトニトです。
現在NHKにて放送されている首都直下型地震を想定したシュミレーションドラマが話題を集めています。あくまで仮想ですが、実際に発生した場合に起こりうる状況を忠実に再現している、とてもリアル感あふれるドラマになっています。
30年の間に地震の発生する確率は『70%』と言われています。
実際首都直下型地震が発生した場合、どういったことに注意すべきかまとめていきたいと思います。
広域通信障害(連絡手段の停止)
地震が発生すると、携帯電話の通信が一極集中してしまう為、基地局が通信を絞り電話が繋がりにくくなります。そうするとインターネットも繋がらなくなるため、メールやLINEなども繋がりにくくなります。さらに、電柱破損などにより停電が発生し基地局がダウンしてしまうと、完全に『圏外』となり連絡手段の一切を遮断されてしまいます。
▼対策:
大切な家族と事前に災害発生時の『行動ルール』を話し合っておくことが大切
余震による被害(建物倒壊など)
震災後も余震が続きます。そうなると何度も建物などがダメージを受けることになりますので、倒壊する恐れがあります。
▼対策:
周りに耐震対策の施されている建物があるなら、状況をみつつ移動できるタイミングで耐震補強されている建物へ移動する
物資不足(食料・簡易トイレ・ライト等)
地震発生後、帰宅困難者であふれます。帰宅難民の人数に対して、防災備蓄用品の在庫では数日しかもたず、交通機関が麻痺していることにより他県からの物資の供給も滞ってしまうため物資不足が問題となります。震災が発生するたび問題となっている事案なので、何も起こっていない物資が潤沢にある時にしっかりと確保しておくことが重要です。
▼対策:
想定される必要物資量よりも多めに事前確保しておくことが大切
備えあれば患いなし
移動手段の停止
停電により電車は止まり、逃げようとする人や車で道路はあふれ交通手段が全て停止し移動することは困難になります。
▼対策:
家族が心配ですぐに移動したい気持ちは分かりますが、まずは1日~2日はその場で動かず周りの状況によって移動を開始したほうが安全です
人口密集地に起こる群衆雪崩
人口が多い首都圏では、地震発生時多くの人が一斉に逃げる行動をとるため、外にも関わらず満員電車に乗っているかのように人同士が押し合い、限界に達すると将棋倒しのように倒れ、体が圧迫されて死に至る場合があります。
▼対策:
家族が心配ですぐに移動したい気持ちは分かりますが、まずは1日~2日はその場で動かず周りの状況によって移動を開始したほうが安全です
火災旋風
火災旋風とは、あちこちで火災が発生すると火災同士が重なり合い、火の渦となり竜巻のように移動し襲ってきます。1923年に発生した関東大震災の時も、4万人もの人が避難した避難所にこの火災旋風が押し寄せ、3万8000人もの死者が出たそうです。
▼対策:
自分のいる地域で複数の火災が発生しているか確認し、発生しているなら出来る限り遠くへ逃げる動きをすることが大切です。この火災旋風は鉄筋の建物じゃない限り回避する術がありません。
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