なぜ虐待事件、虐待死が後を絶たないのだろうか・・・まずは虐待ホットラインへ連絡を

時事

ども、ニトニトです。

今回は無くならない虐待事件、虐待死について向き合っていきたいと思います。虐待する背景にはさまざまな理由があります。もちろん、どんな理由であっても我が子を虐待をすることは決してしてはいけない事です。

なぜ虐待をしてしまうのか?

これについてお話していきたいと思います。

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現代の育児環境問題

昨今、お母さんたちが子育てする環境にはさまざまな問題があります。

1.家を買い引っ越しをしたが新しい環境に馴染めない


子供が産まれ家族が増えるタイミングでマイホームを購入する人がたくさんいると思います。しかし、引っ越し先の環境は近所の住人とうまくコミュニケーションをとることができず、日々肩身の狭い生活をしていることで気持ちが疲弊してしまう。

2.旦那さんが育児に対して非協力的


男は仕事、奥さんは『家のことをするのが当たり前』という昔ながらの考え方が未だ多く残っており、旦那さんは育児について一切サポートをしない家庭がたくさんあることをよく聞きます。『俺が稼いでやっているんだから・・・』という、上からの発言や家庭内パワーハラスメントがあることもよく聞きます。
これでは奥さんの気持ちは荒んでしまうのは当然です。

3.誰にも相談することができない(孤独)


育児の悩みを打ち明けられる相手がいない、という人がたくさんいます。全員が積極的にコミュニケーションをとってママ友を作ることができる人ばかりではないからです。だからこそ唯一の相談相手になりうる旦那さんが仕事で忙しかったり、非協力的な人だった場合、奥さんは誰にも相談することができず、日々孤独感を背負って生きることになります。

<脂肪した子供の主な加害者>

引用:児童虐待防止全国ネットワークより

両親の不仲問題(離婚・再婚)

虐待のある家庭環境の多くは、両親が不仲であることも一つの大きな理由となっております。亭主関白、かかあ天下、浮気、再婚相手からのDVなど子供には関係のないところでさまざまな問題が起こり、これが原因で夫婦の関係性が壊れてしまい、そのストレスのはけ口として”虐待”にはしってしまうケースも多々あります。

虐待をする母親が悪いの?

上記の統計グラフを見ても虐待した加害者は母親が一番多いのが分かります。

果たして、母親が全て悪いのでしょうか。加害者なのでしょうか。

そうではないと思います。ある意味一番の被害者という視点で見ることもできると思います。
どのお母さんも母親として、一生懸命頑張っています。しかし、周りの外的要因によって心が疲弊し子育てする気力を失ってしまっているのです。
もっと育児のしやすい仕組み、環境を国を挙げて提供していくことも大事ですし、子供は夫婦の宝なのですから、旦那さんが家族として良き理解者として心の支えとなり、夫婦二人三脚で協力し合っていくことが一番の防止策になるはずです。

虐待死を防ぐためにも・・・虐待ホットライン『189』

今まで虐待に関する通報ダイヤルは通話が有料でしたが、厚生労働省が12月3日より24時間受付全国共通ダイヤル『189』の通話料無料化を開始しました。周りが危険を察知し、こういった所へ情報提供することで、一人でも多くの子供の命を守ることに繋がるはずです。見て見ぬふりをしている人もある意味加害者です。見て見ぬふりをせず、一人一人が寄り添える社会に変えていく必要があると思います。

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